堕落

海上自衛隊のイージス艦「はるな」が漁船を転覆させた事件には、
心底ガッカリしてしまいました。誰もがおっしゃってますが・・・
国民を守る自衛隊の船が、国民に危害を加えてどないすんねん。
しかも原因は確認不足や報告・連絡・確認漏れ、
揚げ句の果てに操業中漁船の優先を犯す航行法違反といった、
あるまじき凡ミスの連鎖。

この事故の重大な問題は、
被害者の安否が不明になってしまっていることが第一。

ですが、もう一つ重大なのは、国防の最重要手段の一つであるイージス艦も、
今の海上自衛隊のレベルでは、漁船を模したテロで、
簡単に接近して撃沈もしくは強奪できる可能性がある、
そんな印象を国内外に持たせてしまったこと。

・・・これでは防衛力になりません。
兵器はいわば刀。これはギリギリまで抜いてはいけません。
抜かずともそのスキの無さから漂う緊張感、威圧感で以て守りと成す。
自衛隊はこうでなくてはいけないと、私は思うのですが、
これではねえ・・・

私は自衛隊を否定しません。
残念ですが、現時点の情勢では国防力が必要です。

多数の国民を抱えたうえ、その市場の急速な拡大の為、
周辺の資源を貪らざるを得ない中国、
ワケの解らん専制国家
マフィアの事務所がクレムリンにある国
周辺にこの3国を抱えた上、それぞれの日本への印象は決してよろしくはありません。

そして最近、ソマリア沖やマラッカ海峡をはじめとした海賊被害も、
日本のライフラインを脅かしています。現にタンカーが襲われました。
石油を運び入れられない日本になってしまえば、我々は日干し同然です。
極端な話、日本への資源輸送も、自衛隊の任務に入る可能性は否定できません。

こうしたことから、私自身は自衛隊に非常に期待と感謝をしています。
しているんですが・・・返す返すも、ガッカリです。

被害に遭われた漁師さん親子が気がかりです。
安否は非常に難しいと言わざるを得ない現時点ですが、
奇跡は起きないものでしょうか。



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